!!!神隠し(かみかくし) {{category イベント}} {{category パワポケ4}} !!神隠しとは パワポケ4において,日の出高校野球部が試合に負けるとチームメイトが突然消えてしまう現象をいう。呪いの一種。パワポケ4ではどうがんばっても菱村飛男と山本有三は神隠しに遭ってしまう。 その消えたチームメイトの事は他のチームメイトはもちろん,日の出島の友人,教師,家族ですら誰も覚えていない。その消えたチームメイトがした事も,他の人間の記憶では誰か別の人間がした事になっている。そのチームメイトの事をきちんと覚えているのは主人公ただ1人である。そのチームメイトを撮った写真も,写真からそのチームメイトだけが消えてしまう。まるで最初からそんな人間などいなかったかのように…。 人の記憶や写真は消えているが,なぜか過去のメンバー表や学校の書類等の細かい書類や,PCの画像データ等の電子的な記録はそのまま残っており,呪いをかけた人物はそういった細かい部分まではいちいち修正できないようだ。しかし,そのチームメイトが存在した事自体に強烈な呪いがかけられているため,その残った記録を誰かに見せたところでその人物の事を思い出す事は決してなく,納得する事もない。逆に,その記録が間違っているから直さなければと取り上げられて直されてしまう事もある。 天本セツの話では,日の出島の慰霊碑を倒した事によるものだと言う。この慰霊碑は,太平洋戦争の終わった年,あけぼの丸という船が日の出島の近くで機雷に触れて沈没し,船に乗っていた戦地からこの島に戻ってくる男たち19名が亡くなった。その中には,日乃出中学(現在の日の出高校)の野球部のメンバー12人全員が含まれていた。暗い時代が終わってようやく好きな野球ができる直前の事故で,彼らのさぞ無念な思いを鎮めるために慰霊碑が建てられたのだった。それが壊され,彼らの無念が蘇った。自分たちが血を吐く思いで望んだのに許されなかった野球や甲子園,少なくともそれに挑戦できる主人公たちは死に物狂いでやらなければならない…そういう思いから呪われたのではないか。彼らの夢見た甲子園に出場する事ができれば,彼らの思いは成就され,呪いは解ける。神隠しで消えた人間も戻ってくる。しかし試合に負けるとまたチームメイトが消え,最終的には主人公も消えるのだと言う(実際,野球部員を集められなければ主人公だけが消え,試合に1回も勝てないと野球部員全員が消えてしまう)。 主人公が甲子園で優勝した後,消えたチームメイトがいつの間にか戻ってくる。しかも,彼らの事を忘れていた人間も,いなくなっていた事を全く覚えていない。まるで神隠しなんてそもそもなかったかのように…。 いったい神隠しとは何だったのか…?俺の勘違いだったのか…?ドラフト指名直前にそう問う主人公に,天本玲泉が呪いの真相を明かす。 実は神隠しの呪いとは,天本セツが主人公にかけていたのだと言う。あけぼの丸で亡くなった野球部のキャプテン・河島廉也と天本セツはかつて恋人同士だった。天本セツはかつての失われたロマンスを50年以上経った今もなお忘れてはいなかった。その河島廉也と主人公は非常に似ており,主人公の顔を見た天本セツは,彼と似た主人公に彼の夢だった甲子園に行って欲しかった。そう,慰霊碑が倒れた事よりも,主人公が河島廉也に似ていた事がすべての引き金だったのだ。つまり,すべては河島廉也の呪いではなく,天本セツの怨念だったのだ。死んだ人間よりも生きている人間の想いの方がはるかに強いのだ。その天本セツも呪いを維持する事で命をすり減らし続け,主人公の甲子園優勝で願いが叶い,ついに力尽きた。幸せな夢を見ながら,天本玲泉に看取られて逝ったのだった。 !!試合に負けた後に部員が最初からいなかったような状態のこと パワポケ4で発生し、どんなに試合に勝っても必ず菱村飛男キャプテンと山本有三が神隠しに遭う。神隠しに遭った人がどこで何をしているかが永遠の謎。駐在の藤田源五郎も漫画の読みすぎと思っていた。だが、記憶は消えても細かな書類までは記録は消えないと言う。しかしながら藤田も菱村の記録を見つけたのだがマジックで消してしまう。つまり、記録を見つけても意味がないということ。2年目の試合に負けると一人が神隠しに遭う。そして部員が9人以下になると主人公と一緒に残った部員も巻き添えになってしまい、神木唯(マネージャー)と顧問の田中深雪先生も野球部のことを忘れてしまい、なぜボールがあるのかなどと話していた。1年目では野球部員を2年目までに9人以上にしていなければゲームオーバーで自分だけが消え、ぼうしだけが残った。特に菱村キャプテンは神隠し後、全く見られず、あるエンディングでしか登場しない。そのエンディングは唯と付き合い、2つの弁当をなぜか作ってしまうイベントを見ると発生。呪いのせいで本当は好きだった唯を知らぬ間にパワプロくんにとられてしまったのだった・・。存在感がないけど、がんばれ、キャプテン!