だいぶ遅くなりましたが先週行った東京モーターショーの写真をアップしようと思います。まあ今いろいろと土日時間が取れないのもありますが,それよりもめんどくさいってのが一番の理由で後回しにしていたらいつの間にか1週間経っていました。
東京に行ったのは私の記憶が確かであれば前回のモーターショー以来であるはずなのでたぶん2年ぶりですね。なので結構久しぶりなのですが,やっぱり相変わらず東京の朝のラッシュというのはクレイジーですね。東京に憧れる人ってTVドラマとか漫画ではよくいるけど,私には無理です。なんか2~3年とか期限を区切って,とかであれば耐えられるかもしれませんが,こんなところでずっと働くなんて,それもバカみたいに高い家賃を払って,なんて私にはとても考えられません。今の時代,海外で働く事には憧れがありますが,東京には全くないです。私の業界に限っては東京で働くメリットなど何一つないですしね。
…などと,電車の中でつぶされながら考えていました。まだ私は身長とか体格に恵まれている方なので当たり負けしませんが,ちっこい人とかだと悲惨ですね。東京の人はこの狂気の沙汰としか思えないラッシュとどうやって折り合いをつけて毎日がんばってやっているのでしょうか。やっぱり毎日乗ってればそのうち慣れるのでしょうか?
で,東京の話はそれくらいで,東京モーターショーの話です。知っている人は知っていると思いますが,自動車業界というのは私の仕事にも関係する業界ですの で,自動車メーカーの今後のロードマップや最新技術等から,顧客ニーズの掘り起こし,自社製品へのフィードバック,そして自身のスキル伸展の方針決定とモ チベーションの向上のため,毎回足を運んでいます。…というのが表向きの理由書くとなんか仕事やる気ありそうに見えますが,要はかっちょいい車見るとテ ンション上がるから,趣味と実益を兼ねて見に来ています。最近土日は全然遊べていませんし,有休を取って平日に行きました。土日に行くと人が多すぎて日帰りで行くと死ぬほどへとへとになりますしね。今年の来客数は84万人と去年に比べてかなり人が多かったようで,そうして大正解でした。私が行った日も天気があまりよろしくなかったにもかかわらずかなりの大盛況でした。アメ車勢やvolvoやalfa等出展しない海外メーカもあるものの,2年前に比べればだいぶ復活してきたからでしょう。2年前はホントに酷かったですからね。しょぼすぎてお金返せと言いたくなる寂しい感じだったのに比べると,今年の展示はまあまあ充実していたように思います。
まずはマツダブースへ。全体を見ても国内メーカーでは一番カッコイイといえるコンセプトカーを置いていたと思います。
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」を純粋に表現した4ドア4シーターのコンセプトカー「靭(SHINARI)」。RX-8は来年6月で生産終了ですが,もしまた次期ロータリーがあるとすればこんな感じになるんでしょうか?
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」のスピーディで緊張感に満ちたスタイリングを取り入れた新世代中型セダンのコンセプトカー「雄(TAKERI)」。これは素直にカッコイイと思いました。もし次期アテンザがホントにこのまま量産されるんだったらこれに乗り換えてもいいですね。
CX-5。CX-7はでかすぎだけどこのくらいなら乗ってもちょうどいいかもしれません。
次にスバルブースへ。トヨタの86とスバルのBRZではただメーカのエンブレムが違うだけだと思うのですが,トヨタが展示の仕方といいアピールの仕方といい86は別格!猛プッシュ!って感じだったのに比べると,スバルのBRZはトヨタから何か目立つなとか圧力かけられてるのかというくらい静かに普通に何事もなかったかのように展示されていました。
話題のBRZ。軽量・コンパクト・低重心が謳われていますが,近くで見た感じではあまり軽量!って感じはしませんでしたが…。とはいえ,最近では全くない2ドアクーペ+FR+水平対向+直噴がどのくらい売れるのか非常に楽しみです。私は買えませんが…。でもこれが売れないときっともうスポーツ路線(もしくはスポーティ路線)は絶滅でしょうね。
ADVANCED TOURER CONCEPT。これは前回も展示されていましたね。これももしこのまま量産されるのであれば一度所有してみたいですね。もちろんお金があればですが…。
F125!。自動車誕生125周年記念の取り組みとして,大型ラグジュアリーモデル向けの革新的プレミアムコンセプトの実現を目指し,2025年以降を占うものとして製作されたものらしいです。
コンセプトAクラス。Aクラスというと,私の中ではフィットの背を高くしてブサイクにした,金持ちのボンボンかお嬢が乗る車,というイメージだったんですが,これはとてもかっこいい!こんなシュッとした感じのまま量産されるのであればAクラスでも欲しいですね。もちろんお金があればですけどね。
マイバッハ 57S。この前もうマイバッハはSクラスに統合って発表されたばかりなので,もうマイバッハのブランドでの車を見るのはこれで最後なのでしょうね。
日産ブースへ。ここはとにかくEVばかりでした。一応日産のラインナップとしては1MGのFUGA HVとかもありますが,LEAFも量産できたし,日産としてはEVを推していきたいのでしょうね。
LEAF NISMO CONCEPT。
ESFLOW。LEAFと同じモータを2機搭載したハイパフォーマンスEVスポーツカー。
Townpod。日常生活とビジネスの両方にクリエイティブなスタイルを持つ,若い企業家をターゲットカスタマーとしたコンセプトカーらしいですが,織田信成みたいなマヌケな顔ですね。
ルノー キャプチャー。スポーティークロスオーバーのコンセプトカー。中はいろいろスケスケで涼しそうです。
だんだんめんどくさくなってきて説明も雑になってきました。次は関自ブース。
AQUA FUN CONCEPT。後述のトヨタのノーマルアクアよりもこっちの方が個人的には良いなと思いました。
GRMN SPORTS HYBRID Concept II。
911 カレラ S。
A1 e-tron。
Concept PX-MiEV II。
アルト。
ホンダブース。アシモが相変わらず中に人が入っているのではないかという動きに磨きがかかっていましたが,さらに手話までしていました。
AC-X。
エリーゼ S。
VWブースへ。今回のVWの展示はいつもに比べると少なくてちょっとしょぼかったです。
ニュー ブリー。
これはモーターショーの展示じゃなくてSmart Mobility Cityの展示ですが,NILS。
FC商CASE。
全メーカで最大のトヨタブース。ここは明らかに意図的でしょう,他のメーカでは必ずある,壁や柱にトヨタのマークが1つもありませんでした。代わりにレッドリボン軍みたいなマークにReBORN!というのが書いてあるロゴがそこらじゅうにありました。あと,最近CMでよくやってる○○年後のドラえもん関係で,ドラえもん関係の展示が多かったです。
まずは何といっても今回のトヨタの展示のイチオシであろう86。これでスポーティー路線の掘り起こしは成るのでしょうか?とりあえずパッと見これはないな,とかいうのはなかったのはよかったです。パッと見それなりにかっこいい。BRZのリアビューはちょっとぼってりした印象を受けたんですが,86はそれは感じられませんでした。同じはずなのに,なぜか86の方がシュッとした印象を受けました。ギャラリーが多くて結構並びました。
Fun-Vii。全面ディスプレイみたいになっているコンセプトカーです。かなりきれいなデモをやっていました。
アクア。リアビューは違いますが,サイドビューはほとんどプリウスですね。
RANGE ROVER EVOQUE COUPE。いくらするんでしょうか…。
Jaguar XKR-S。これもいくらするのか分かりませんが,今の仕事をしている限り買う事はできないんでしょうね。
シトロエン DS5。
最後にBMWブース。ここも相当な人でした。トヨタの次に多かったです。
MINI Coupe。
とまあ,これで一通り終わりです。だんだんめんどくさくなって説明が投げやりになってきているのはいつも通りです。さらに面倒だったので写真は去年に展示されていたものや量産車はほとんどカットしました。
今年は海外の展示も少し復活して,行ってよかったと言えるモーターショーでした。前回は酷かったですからね。まあでもやれHVだEVだとあまり夢のない(?ある意味夢はあるのかな?違うベクトルで)ちょっと現実路線が多かったので,もう少しバリバリのスポーツカーコンセプトとかがあればよかったのですが…やっぱ時代でしょうか。