久しぶりの日記になります。
書いてなかった理由は転職活動でちょっといっぱいいっぱいだったからです。twitterとかには書いてますが,いろいろあって会社を辞める事になりました。意外とやってみたらホイホイっとすんなり次の会社の内定ももらえたのでもうちょっと早くトライしてみてもよかったかなと思いました。
別に今の会社も,業界が嫌になった訳でもない(むしろ今も車は好きだ)し,メンタルをやられた訳でもなく,パワハラの上司もいないし,職場の人間関係が最悪な訳でもないし,残業は割と多いかもしれないけど休みも多分そこそこあるし,食っていけないほど給料が安い訳でもない。
じゃあなんで辞めるの?とか,どういう風に転職活動を進めていたのかとかはまた年末にでも記録を残そうかと思います。今はとりあえず有休を消化していて時間だけはいっぱいあるのでそろそろこのblogのリハビリをしていこうと思います。
という事で,まずはセカンドカーを買った話を書こうと思います。
今度行く会社はちょっと電車で行けるけど,今までと比べると電車で行くにはめんどくさい場所にあるんですね。なので今度は自動車で通勤しようと考えている訳です。今の愛車を通勤車として使う訳ですが,そうすると家族が日中使う車がなくなって困るな,と思いセカンドカーを購入する事になりました。
よってメインで乗るのは家族なので,今回の車のチョイスは私の意見というよりも家族の意見を反映しています。日常の買い物で使えるくらいの車でいいので,運転しやすく維持費も安い軽自動車で,新車・中古車問わず探して検討し,ホンダのN-ONEと迷っていたのですが,今回は三菱のアイを買う事になりました。EVのiMievは新車で三菱に売っていますが,ガソリン車のアイはもう絶版で売っていないので,これは中古です。6年落ちの割には走行距離も少ない(18000km)し,割とキレイな個体を買えたと思う。
フロントフェイス。この卵型のフォルムが未来的でいいと思う。好き嫌いが分かれるフォルムかもしれませんが。ワイパーもおどろきのシングルだ。
リアビュー。リアスポイラーのネジが錆びていたので,指摘して交換してもらいました。
ちなみにこの車はMR(ミッドシップエンジン・リアドライブ),つまり「エンジンがフロントではなく後席下らへんにあって後輪駆動」という非常に珍しい駆動方式なのです。なので,給油口の反対側に吸気口があったりします。
コックピット。ナビはゴリラのちっちゃいのをタダでつけてもらいました。ステアリングフィールはないに等しい。ゴーカートみたいな感じ。でも,フロントヘビーじゃなくて曲がる時とかもMRの車乗ってるぞ!って感じがしていいです。あと,ちゃんとサイドミラー横にちっちゃいガラス窓もあって見切りはすごく良い。
インパネ。軽自動車と言えどちゃんとタコメータがついているのがうれしい。でもデジタルのスピードメータは個人的にはあまり好きじゃない。
軽自動車なのにオートエアコンが標準装備。当時の軽自動車としてはかなりリッチな装備だ。
シフトはゲート式で,かなりちゃっちい。トランスミッションはCVTと思いきや4AT。変速はあまり賢くないが,軽自動車ならこんなもんでしょう。
後席は割と広い。やはりこの下にエンジンがある分,腰高にはなり,高さ(目線)がちょっと私は気になる。けど,ウチの使い方としては女子供しか乗らないから問題なしと判断。MRなのでNVが心配だったけど,このクラスのFF車とそう大して違いはないと感じた。街中で走る分には全く問題なしと判断。
トランクもMRだから狭いかなと思っていたが十分広い。ベビーカーも余裕で乗る。
あとは気になった点。
- ドライビングポジションが高い
- 後席の座点が高い事は書きましたが,個人的には運転席の座点も十分高い。一番低くしてもフロントガラスの上端に目線がかかってしまう。私がデカすぎるのもあるかもしれないが,自分のメインの愛車としてはかなり致命的なポイントだ。今回はそうじゃないからいいけど。きっと大部分の普通の体格の人には問題がないポジショニングなのだろう。
- 前後輪でタイヤが違う
- タイヤローテができないし,維持費がかかりそう。まあ5年くらい乗れればいいかなと思い問題なしと判断。ちなみに売っていた状態ではタイヤも劣化していたので全輪指摘して交換させた。
- 燃費が結構悪い
- らしい。まあ,実はまだ一度も給油してない…っていうかほとんど乗ってないんですけどね。最近の燃費競争の激しいモデルと比較するのは酷だとは思うが,カタログ21km/L,だいたい実走行平均14km/Lくらいみたい。660ccのくせに私の愛車のアクセラ(2L)が高速巡航時で14km/L,平均10km/Lとそう大して変わらないじゃないか…。NAの軽自動車としては低すぎないか…と思わないでもないが,まあ車体本体にお金がかかってないから,今回は許容範囲。
…とまあ,上記の気になるところを補って余りあるのが,やっぱり近未来的で愛嬌のあるエクステリアとそれを所有できる喜び,そしてMRのドライブフィールじゃないかなあと思いました。
逆にそれに魅力を感じない人や,私が気になった点等が許容できない人は選択肢にならない車なのでしょう。あと,これらの気になる点がiMievではどうなっているのかも気になりますね。たぶん私がEVを買う事は今のところ99%ありませんが,何かしらの政策等の影響でEVを選択肢に入れざるを得ない時にまだiMievがあれば一度見てみたいものです。
このアイはほとんど私が乗る事はありませんが,下駄車としては満足な性能を持っており,十分満足できる買い物だったと思います。ただ,お金が無くなってしまったので次の車検までに今の私のメインの愛車を買い替える作戦は,赤信号となりそうです。