自分に今までお疲れさま(?)という事で,頑張った自分へのご褒美(笑)として,デルタのカプリコレクション・マリーナ・グランデを買いました。買ったのは万年筆じゃなくてボールペンなんですけどね。
元々デルタの万年筆は一本持っているのですが,結構気に入ってまして。舶来の万年筆だと,フランスはモンブランのマイスターシュテュックとか,ドイツはペリカンのスーベレーンだとかいろいろありますけど,個人的にはイタリアのメーカが気に入ってるんですよね。デルタだけでなく,アウロラとかヴィスコンティとか,いろいろありますけど,とにかくどれも美しいんですよね。レジンが。だから見てニヤニヤできるっていうか。所有する喜びがあるかなっていう。
で,ちょっと今ちゃんとしたボールペンがなかったので,今回は万年筆じゃなくてボールペンを探していたんですが,デルタのマリーナ・グランデというペンが目に留まり,買ってしまいました!元々このモデルは知っていて,いつかこれの万年筆が欲しいなと思っていた(今持っているデルタの万年筆はカートリッジ式でスチールペン先のリーズナブルなものなので)のですが,その美しさに負けてボールペンを買ってしまいました。
このカプリコレクションはデルタとカプリがコラボして製作されたもので,マリーナ・グランデとマリーナ・ピッコラがあります。そう,私も2年前に訪れたあのカプリ島の港のように,2種類あるんですね。カプリ島を取り巻く海と空の青をイメージしたペンだっていう。で,今回私が買ったのはマリーナ・グランデの方ですね。
とにかく箱がデカい。3000円とか5000円するお菓子の詰め合わせの箱くらいデカい。
箱の中も半分は無駄なスペースで,もう半分のビス止めされている部分にペンが入っている。
ビスを取って開けると,こんな感じで入ってます。これ1本入れるのにどんだけデカいスペース取ってるの!?
取り出してみても,美しい!この写真は撮り方がヘタすぎてしょぼいですが,見る角度や光によって変わるこの美しさは,もはや工芸品というか美術品と言っていい美しさですね!
ちゃんと”Capri marina grande”と彫られています。
真ん中に波を模して彫られた金属リングと,その上に水色と白のライン。そしてその上に小さくシリアルが入っています。
この写真ではわかりづらいけど先端の方に”DELTA ITALY”と彫られています。
クリップについているローリングウィールは服を傷めないように考えられたデルタ独自のモノ。
先端にはカプリ島のウンベルト1世広場の時計台の文字盤があしらわれています。細工が細かい!
そんな訳で大満足の一品でした。これからあのカプリ島を思い出しながら,毎日眺めてニヤニヤします。
ついでなのでおまけ。デルタのもう一本の所持している万年筆,ヴィンテージ・コレクション。