ついにコロナになってしまった話 | Survival is your responsibility.

ついに先日コロナになってしまったので，その話を書いていきたいと思います。ただ，コロナは人によって症状が全く違うみたいなので，あくまで私の場合はこうだったというだけでそれが他の人もそうなるかというと必ずしもそうではない事に注意ください。

前提（私という人間について）

基本的に私はノーガードではないけど大して神経質にガードしまくってはいない感じのいい加減な人です。なぜならどれだけ神経質にガードしたところでかかる時はかかるんだからしょうがないじゃん，と考えているからです。

まず，私はワクチンを3回しか接種してません。1回目は2021年7月17日，2回目は2021年8月7日，3回目は2022年3月19日に接種しましたが，4回目はもういいやと思って接種してませんでした。なので，最後のワクチン接種からは1年近く経過しています。ワクチンの回数を重ねる度に副反応の熱で寝込む日数が1日ずつ延びていた事やふわふわ感が強くなってきていて，正直ワクチンのデメリットの方が大きいように感じていました。昨今はオミクロン等コロナも弱毒化しているように感じていたし，流行っているという割に私自身は全く感染していない。実際，会社とかでも結構コロナになっちゃった人は同部署でも結構出ていたのに。インフルエンザの予防接種も一度も打った事ないけどインフルエンザもめったにかからないので，自分自身がそういうのに強いという意識がありました。ワクチンを打っても重症化を防ぐだけで感染を予防する訳ではないし，ワクチン接種のリスクに対するリターンが少なすぎると感じていたため，4回目はもう接種せずにおりました。まあただそれは個人的な考えなので，今までそれを声高に主張した事はないですけどね。ワクチン至上主義みたいな人もいてそういう人にああだこうだ言われるのもめんどくさいし，ちょっと前（1～2年前）だとワクチン打ってないと人権ないみたいな空気が強かったですから。

ただし，私はそこまで軽度でもない慢性的な喘息を患っており，今でも吸入を続けていないと発作が止まらなくなるような状態です。喘息患者はコロナの重症化リスクが高い患者にカテゴライズされており，実際コロナと診断された際も「（ワクチン打ってるなら大丈夫だと思うけど）重症化リスクが高いから気を付けてね（何を？）」と医者にも言われました。なので，コロナにはかからないに越した事はないというタイプの人間です。だったら4回目打てよと思う人もいるかもしれませんし，重症化したら嫌だから私は打つ！という人の方が多いと思います。が，私としてはそれでも4回目の重症化リスク低減というリターンより副反応のリスクの方が大きいと感じて打っておりませんでした。

マスクは外出時はしますが，基本的に嫌いなので外せる時はできるだけ外す人です。車の運転中や家では絶対しません。寝る時は鼻づまりで口呼吸になって喘息の発作が出ると嫌だという理由でマスクして寝ます。

消毒は出先の店とかに置いてあればやる，置いてなければしないって感じで，持ち歩いたりはしないし，定期的にしょっちゅう消毒するとか，何か触る度に消毒するとかもしません。基本的に神経質に消毒しまくる人ではないです。外から家に帰ってきたら石鹸で手洗いはします。うがいはしてません。した方がいいんだろうなと思いながらサボってます。それなのに子供にはうがいしろと言ってさせているのでダメな大人です。

感染を恐れて外出を自粛するという事はこの3年間ほとんどしてこなかった人間で，買い物でも外食でもショッピングセンターでもキャンプでも花火大会でもどこでも行ってました。自粛したってかかる時はかかるんだし出かけなきゃ損！自粛は意味なし！という考え方です。まあ，ライブは行ってないですけどね。

土曜日（私基準で発症-3日）

家族が発熱して寝込んでいました。医者には行っていましたがPCRや抗原検査はせず。その分，私と子供たちは1日中べったり。

日曜日（発症-2日）

家族も平熱になっていましたのでこの時はそうだとは全く思いませんでしたが，今思えば確実にコロナだったと思います。おそらく4回接種していたのでかなり軽度で済んだのだと思いますが，今考えれば発熱して医者に診てもらった時にPCRや抗原検査をするべきだった。そうしていれば家庭内隔離を土日から始めていたし，一家全滅しないで済んだかもしれない。なので，この時の教訓としては同居の家族で発熱した人が出たら必ず検査してもらう事を徹底すべき，という事ですね。私と子供たちは1日中べったり。

月曜日（発症-1日）

午前中に上の子が調子が悪くなり，夕方にコロナ陽性の診断。ついに我が家にもコロナがやってきてしまった…。私はちょうど会社から帰る途中でその知らせを聞いたので，もうこれで明日からはしばらく出社できないなーなどと考えていました。当然，私自身はかからないだろうという謎の自信もあるまま。この月曜日から上の子だけ家庭内隔離を始めました。消毒液とかもいろいろ買ってきたし，風呂もトイレも洗面所も結構がんばって分けました。だけど，前述した通り隔離を始めるのが遅過ぎて今思えばあまり意味がなかったなと思います。あと，すごく間の悪い事にちょうど家の外壁塗装工事をしていて窓が全く開けられない状態だったので，換気が全くできない状態でした（換気扇は回せるけど…）。

火曜日（発症0日）

午前中は特に何事もなく，元気に明日からリモートワークをすべく準備をしたり下の子を見たりスプラやってたりしました。食欲もあって，昼はマックのハンバーガーを普通に食べてました。

で，午前中でいろいろ仕事の準備も終わってしまったので昼からはサモランをやってたのですが，暖房を付けているのにやたら寒い。寒波の予報はあったので，そのせいかなと思い，家の中でダウンジャケットを着ながらサモランを続けていましたが，やっぱり寒い。

うーん。やっぱりこんなに寒気がするのはおかしいと思い，熱を測ってみると，何と38.6℃。え！？もしかしてヤバい…！？いや，ダウンなんか着てたからちょっと誤計測してしまったのだろうと思い，再計測してもほとんど変わらない。うーん。仕方ない。医者に行くか…。

医者に行くと，「家族がコロナならたぶんかかってると思うけど，PCRか抗原検査かどっちがいい？」PCRの方が高精度だけど結果出るのは次の日で，抗原検査だと時間が経ってないと陽性が出ないかもしれないけど結果はすぐ出るとの事だったので，すぐ結果が知りたい私は抗原検査を選択。…結果は陽性でした。何てこったい！でもコロナでもタミフルやリレンザといった特効薬は何も処方されないんですね。処方されたのは解熱剤と鼻水や痰の一般的な薬のみ。結局自力（自己免疫力）で治せって事ですね。

そして，夜は39.8℃まで熱も上がり，下の子も夜遅くから調子が悪くなりました。

水曜日（発症1日）

昨日は40℃近くまでという成人が上がっちゃいけない体温まで上がっちゃいましたが，この日は解熱剤を飲まずとも37℃台まで下がり，だいぶラクになりました。少しサモランができるくらいには回復しましたが，ほとんど1日中寝てました。一方，下の子も陽性と診断され，めでたく一家全滅となりました。

木曜日（発症2日）

平熱まで下がりました。正直，この日からでもリモートワーク始められそうだなとは思いましたが年のためこの日も静養（主にスプラ）。

金曜日（発症3日）

家から出られない以外はもうほぼ平時として，この日からリモートワークを始めました。

土日（発症4-5日）

このくらいになると子供たちも元気になりました。家からは出られないのでずっと引きこもってスプラやるしかない。

月火（発症6-7日）

リモートワーク。私の会社はコロナ禍で3年以上経ってもこういう風に自分か家族がコロナにならないとリモートワークをやらせてくれない，リモートワークに対して非常に後ろ向きで従業員なんて死ねばよいという会社なので，リモートワークをしたのは初めてだったのですが，正直，すごく快適だしはかどる。出勤時間がないから朝6時に起きなくていいし，朝8時に起きたって間に合うし，服装も気にしなくていいし，ラジオや音楽を聞きながらでも仕事できるし，厄介事を持ってこられたり変な電話をかけてこられたりもしない（急でヘッドセットとかもなかった事もあるけど）。Teamsのチャットくらいあしらっとくだけでいいし。もう永久にリモートワークでいい。

水曜日（発症8日）

ついに自宅待機期間が明けて外出可能に。この日は雪の予報でそれを言い訳にリモートワークを続けようと思っていたのに大して降りも積もりもせず，言い訳ができずついに久しぶりの出社。

症状や後遺症など

私に関して言えば，かなりの軽症だったと思います。

初日かなりの高熱(39.8℃)がでて，次の日37℃台に下がり，その次の日にはもう平熱になりました。熱が出ている間は寒気がすごかったけど，それくらい。

意識もしっかりして正気だったし，副反応の時みたいなふわふわ感も全くなし。なので正直ワクチンよりコロナのがラクじゃんって感じです。

節々の痛みとかも全くないし，インフルエンザよりラクでした。

吸入が効いていたのか咳もほとんど出ないし，呼吸困難とかももちろんなし。

のどの痛みに関しては全くなかった。鼻水はアレルギーでズルズルしてる普段通り。普段の方が鼻がつまり過ぎて口呼吸になってのどが痛くなるくらい。

食欲も普通にあったし，その気になれば焼肉でも行けるくらいで，おかゆかポカリくらいしか口に入れられないとかそういう事は全くなかったので，その点は風邪よりも苦しくなかったです。

嗅覚は普段からアレルギーが酷くてほとんど効かないのであまり変わりませんが悪くはなっていないし，味覚は全く異常なし。

コロナ後，何かぼんやりしたり疲れやすくなってしまったり毛が抜けたりとかも全くないですね。さすがに久しぶりに会社に行ったらヘトヘトになってしまって残業する気力もなく定時で退社したけど。今日2週間ぶりにジム行ったけど特に息が切れやすいとか体力がすごく落ちたとかも全くなく普段通りやれたし。

一方で，ワクチンを一度も打っていない子供たちは私よりも多少酷くて，体温の観点では発熱はそう変わりませんでしたが，1日くらいぐったりしてる期間が長かったし，2人とも発熱以外に戻したりもしていました。

まとめ

よって，結論的には私に関してはコロナは極めて軽症で大した事ありませんでした。

その理由としては，おそらく最後のワクチン接種から1年近く経過していてもワクチンの効果はかなりあったため，と思われます。

ただ，ワクチン自体は重症化の未然防止には役に立つのは間違いないし，他の人もそうだという保証や私自身も次もこうなる保証はありませんが，やっぱりそんな頻繁にワクチンを打つ必要は全くないなと思いました。副反応の不利益が大きすぎる。1～2年に1回接種するくらいでいいのでは？と素人考えでは思いました。

自分はコロナにはかからない，というのは全くの幻で，インフルエンザと同じで，家庭内感染に対しては無力でした。でも一人暮らしならたぶんかからないだろうな，という謎の自信はまだあります。

ただ，あくまでこれは私の体験談でしかないため，重症化が心配な人はいっぱいワクチン打ってしっかり消毒してマスクしとけば？と思います。別に反ワクチンでも反マスクでもないので，他の人がどのくらい対策してもそんなのやめとけ！とかは全く思いません。結局自分の身体の事は自分が一番分かってるんだろうから，自分で判断すべきでしょう。

コロナは人によって症状は様々で，死ぬほどのどが痛くなったとか，死ぬほど咳が止まらなくなったとか，すごく疲れやすくなったとか，すごく毛が抜けたとか，いろいろな人がいるので。誰かがこう言ってたからと他人の体験談を鵜呑みにしない方がいいかもしれません。と，この記事の全否定みたいな感じで締めてみました。