庭のシラカシの木に毛虫が大量発生していました。虫のニガテな人は注意ください。虫の写真あります。
ウチの実家の庭にもよくいた，イラガの幼虫です。シマトネリコ，ソヨゴ，ボックスウッド等，今庭にある木はかなり強い木ばかりなので油断していましたが，かなりボロボロにやられました。このシラカシの木の下も毎週草むしりしていたのですが，全く気付きませんでした。いや毎週やってたのによく刺されずに済んでよかったなあと言うべきでしょうか。私が子供の頃もコイツには痛い目にあわされた事もありましたので。
そもそもシラカシという木はかなりよく葉が生い茂る木なのです。しかし，右の方のシラカシにはまだ葉がありますが左の方はほとんど葉がありません。
拡大するとこんなんです。食い荒らされ過ぎてほとんど筋しかありません。これは酷い。毎週草むしりやりながらここまで酷くなるまで全く気付かないとは，情けない限りです。
もちろんブッ殺すと心の中で思っていたのでさっそく始末しに取り掛かります。噴霧器等はまだ持っていないので，とりあえず今手持ちで3本持っていたスプレー式のキンチョールを準備。両手にキンチョールでシラカシに片っ端から噴射していきました。すると，面白いようにボトボト毛虫が落ちていきます。おいおい効果抜群だなこりゃーと思って最初は面白かったです。カマキリやアシナガバチもいたのですが，後で調べるとこれらはイラガの幼虫を食べるみたいですね。そりゃこんな絶好の狩場があったらほっとかないでしょうね…。ハチが増えるのは困りますがカマキリはいくらいたって構わないので，カマキリをたくさん捕まえてきて庭に放とうか？という事も考えましたが，さすがにもうスデにそんなチンタラやってる段階ではないのでやめました。カマキリに罪はないのでキンチョールの前に退散願いました。ハチはいたら困るので一緒に始末するつもりでしたがいつの間にかいなくなっていました。キンチョールもあっという間に1本空になりました。
最初はあまりにも効果的にボトボト毛虫が落ちてくるので面白かった作業も，あまりにも大量に落ちてくるのでさすがにだんだん気持ち悪くなってきました。地面を見ると死屍累々です。地面もちゃんとよく見ると，毛虫の糞だらけ。本当になぜここまで気付かなかったのか情けなくてしょうがないです…。毛虫の死体も殺虫剤で始末したので，さすがにアリもたからず，次の日台風だったのでどっかに飛んでってくれないかなと思いましたが全くそのままの姿で横たわっていたので，仕方なく自分で大量の死体を始末しました。本当に気持ち悪かったです…。とりあえず「ブッ殺した」ので，もう今度からは絶対ここまで酷くなるまでに対処しよう…。ひとまず今後は木をよく観察する事と，噴霧器の購入を心に誓いました。
