持ってるマキタ製品を紹介してみる 充電式芝生バリカン MUM168D

クリーナの次に買ったマキタ製品,充電式芝生バリカン MUM168Dです。

私の持っているこのMUM168Dは6~7年くらい前に買った結構古いヤツなので,今は生産終了品となり売ってません。最新機種は(18Vバッテリの場合)MUM604Dとなりますのでそちらの方がいろいろ改良されていると思いますのでそちらを買った方が良いでしょう。

マキタ 芝生バリカン 充電式18V 刈込幅160mm バッテリ充電器別売 MUM604DZ

この芝生バリカンで何をしてるかって言えば当然芝生を刈るのに使っているのですが,まず私が芝刈りに使う道具は3つあります。

1つはキンボシの手押しタイプの手動芝刈機バーディーモア,1つはこのマキタの充電式芝生バリカン,そしてもう1つはカインズの芝生鋏です。

作業としては,まず手押しタイプの手動芝刈機で刈ります。私が使っているのはキンボシのバーディーモアです。キンボシというのはこの業界では安売りではないマトモな国産メーカーです。ウチの庭は電動芝刈機なんて使うほどの広さではないためこの手押し式の手動芝刈機で十分なので,コレでガラガラ押して刈ります。サクサク切れて仕上がりも3つの中で一番キレイだし,芝生上の落ち葉とかも拾ってくれます。ただし製品構造上芝生のキワ10~15mmくらいは刈れませんので別の道具が必要です。

ゴールデンスター 「安心・安全・日本製」刃研ぎのできる手動芝刈機 ナイスバーディーモアー GSB-2000N

なので次に,このマキタの芝生バリカンでキワを刈ります。芝生の周囲をぐるっと刈って行きます。ただしコレでも本当にキワのキワ,壁に張り付いてるくらいのキワの芝生は刈れません。

マキタ 芝生バリカン 充電式18V 刈込幅160mm バッテリ充電器別売 MUM604DZ

なので最後に,芝生鋏でそのキワのキワの芝生を切って終了です。これはキンボシの芝生鋏ですが,私が使っているのはカインズの安いヤツを使ってます。当時お金がなかったので…。キンボシの欲しいなー。

ゴールデンスター これが日本の芝生鋏 2105

で,3種類もないと芝刈りができないのかと言えば全くそんな事はありません。コレは私はラクをしたいから,時短したいからという理由で3種類使っています。

たとえば,芝生鋏だけで芝刈りする事も不可能ではありません。だけど,使ってみると分かりますが芝生鋏で芝を切るのは結構握力がいるんですね。私は握力には結構自信はありますが,コレを使い続けるのはかなりタフじゃないとできません。終わる頃には握力なくなってるんじゃないでしょうか?それに芝生鋏も大きいとは言え,一回で切れる広さはたかが知れてるので,仕上がりもキレイに揃えたりは美容師やってるとかでもない限りできないでしょう。芝生鋏だけで芝刈りするのは時間も根性もあって仕上がりも気にしないという人と芝生がとんでもなく狭いという人以外オススメできません。じゃあキワ刈りだけだったら芝生鋏だけでできるね,と言われれば,確かにできます。だけど,キンボシのバーディーモアで残った10~16mmのエリアであっても,しゃがんだり中腰だったりで握力のいる芝生鋏だけで切ってくのって結構な苦行だし,割と時間かかるんですよね。早く終わらせたい。

そこで登場するのがこのマキタの芝生バリカンなんですね。ウチの場合だと,芝生鋏でジョキジョキやってたらまあ15分くらいはかかると思いますが,これがこのバリカンなら秒で終わります。ものすごくラクです。

じゃあキンボシのバーディーモアなしでマキタの芝生バリカンと芝生鋏だけでやれるかと言えば,これもやれます。やれますが,やっぱりこれも苦行だし,時間かかるし,仕上がりもイマイチになると思います。このマキタの芝生バリカンって刈幅が16mmくらいしかないので,一度で大した広さは刈れないんですね。なので,やっぱりコレもしゃがんだり中腰だったりでアイロンをかけていくみたいにひたすらやっていかないといけない。それに対してキンボシのバーディーモアは,立って手で押すだけなのでラクだし,仕上がりもものすごくキレイです。信頼と品質のキンボシなので。よって,マキタの芝生バリカンだけで芝刈り作業をするのはやっぱりオススメできません。あくまで狭小地,傾斜地,キワ刈りなどのチョイ使いのための機械だと思います。

で,あとこのマキタの芝生バリカンで気になるのは,刃物の切れ味や,切れ味がいつまで持つかというところですね。

口コミやレビュー等では,このマキタの芝生バリカンはあまりイイ評価とは言えません。よく見るのは,「すぐ切れなくなる」「切れ味が悪い」など。だけど,私はもう6~7年使ってて,普通にちゃんと満足に切れています。だからと言って,使うたびに刃を磨いたり研いだりグリスアップしたりといったメンテナンスもした事もありません。刃の状態はこんな感じです。

だけどこのレビューがウソを書いているのかと言えばそんな事はなくて,これは私の予想では使い方でこうなっていると思います。

このマキタの芝生バリカンは石や木の枝を噛み込んだりすると,すぐ刃が欠けたり歪んだりして切れなくなっちゃいます。なので,私は刈る前に石や木の枝が落ちてないかしっかり確認して取り除いてから作業するという事を徹底しています。キワを刈るからと言って壁にぶつけてたりしてもダメですね。絶対すぐダメになっちゃうと思います。そういう意味では結構デリケートな機械ですね。芝生が石だらけとか雑木だらけだとかそういう環境ではオススメできないですね。

なので,レビューですぐ切れないとか書いている人は私から言わせてもらえば「使い方が悪い」かなとは思うのですが,庭仕事でちょっと石や木の枝を拾ったりぶつけたりというのは比較的普通の事かなと思うので,それですぐダメになっちゃうというのはちょっとデリケートすぎるかなあとは思います。なので普通に考えればイマイチな製品ではあるのかなあとは思います。(まあでも,道具に合わせて使い方を変えるのもまた普通かなあとは思いますが…。)

新型のMUM604Dだとこの辺が改善されていればよいのですが…。まだ私のは壊れてないし買い替える予定は全くないので,新型のレビューは書けませんが。


マキタ 芝生バリカン 充電式18V 刈込幅160mm バッテリ充電器別売 MUM604DZ

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大