ソロキャンプ道具を揃えるべく,まずは重要なアイテムであるテント,チェア,シュラフを選んでみました。前々回のテント,前回のチェアに引き続き,今回はシュラフの話です。
シュラフですが,こちらはチェアとは対照的に全く知識がなく,ナンガ,モンベル,イスカが日本3大ブランドだという事も知りませんでした。試しに使ってみる事もできないですしね。なので,封筒型かマミー型か,化繊かダウンか,使用温度はどのくらいか等,いろいろ選ぶ事がある割に1つも分からなかったので,どう選べばよいかいろいろ調べました。
が,正直選べば選ぶほど分からなくなってきまして。使用温度もメーカで基準がバラバラだし,使う人(寒がりか暑がりか)でも感覚が全然違うみたいだし,結局使ってみないと分からないからフィーリングで選ぼう!という感想に落ち着きました。
まず化繊かダウンかという点はサイズを気にしないから化繊…とは今回はせずに,ダウンシュラフで選びました。理由は化繊があまり好きでないしダウンが好きだというのもありますが,正直何となくです。使用温度は厳冬期用のものは高すぎるし,雪が降ったらキャンプはしないという方針に従い,3シーズン使えるようなものを選定。私は極度の暑がりなので,普通の人が寒いくらいでちょうどいいと思うから,そのくらいのでも寒い時期もイケるだろう,イケなくても湯たんぽでもホットカーペットでも何でもやりようはあるだろう,と見込みました。
- モンベル ダウンハガー650 #3
- モンベルの650FPのダウンシュラフ,ダウンハガー650です。#3という快適温度3℃のモデルです。ナンガよりもわずかに安いですが,やっぱり普通に高いです。スーパースパイラルストレッチシステムという特許技術でかなり生地が伸び,窮屈になりがちなマミー型シュラフであってもあぐらをかけるくらい伸びるとの事。
- ナンガ オーロラ500 ロング
- ナンガの650FPのダウンシュラフ,オーロラ500のロングモデルです。快適温度は1℃。モンベルはレギュラーサイズで183cmまでOKですが,ナンガはレギュラーサイズだと178cmまでという事でロングサイズをセレクト。非常に高価なナンガの製品の中では比較的リーズナブルですが,やっぱり高い。ナンガの特徴は,オーロラテックスという防水生地が使われており,水に弱いダウンシュラフでありながら水に強いという事で,シュラフカバーが不要というところが強みらしいです。後は永久保証を謳っていて,どこで買ったものでも永久に修理が可能との事。
- Soomloom マミー型高級ダウン寝袋 羽毛量800g
- 中国のアウトドアブランドSoomloomの650FPのダウンシュラフです。快適温度は怪しいけど一応は-5℃。キャンピングムーンと同じようなパクリブランドの1つですが,比較的対応がマトモで,ラインナップ数を見ても支持されている方だと思われます。売りは何と言っても激安!ナンガやモンベルの1/3以下の値段で買えちゃいます。多少品質やスペックが劣っていてもこの安さなら問題ナシという人はいっぱいいるでしょう。ただ,口コミでは獣臭がスゴイというのがちょくちょくあり,気になる人は気になるようです。私はアレルギーで嗅覚が死んでいるのであんまり気にならないような気がしますが…。
Soomloomの激安ぶりは非常に魅力的だし,私は鼻が利かないので獣臭も気にならない可能性が高い。だけど,万が一我慢できないくらい臭かったら…いくら安いとは言え,1万円弱をドブに捨てる事になるし,この額をギャンブルするのは…。やっぱりモンベルかナンガかな。そしたら寝心地が良さそう(試した訳ではないのでイメージだけですが)だしモンベルかなあと思っていたのですが,シュラフカバーについて調べてみると,意外と高いなあ。だったら高いけどシュラフカバーがいらないナンガの方がトータルでは安価になるかなあと思いました。ああ,だけどモンベルにせよナンガにせよやっぱりあまりにも高すぎる。やっぱりSoomloomかなあ…。
というのを何度も繰り返し,最終的には日本企業バンザーイ!と,勢いでナンガのオーロラ500にしてしまいました。
オーロラ500のロングのカラーはODGのみで,たまたまですがこれまたオリーブカラーのアイテムになりました。
という事で,これで主要アイテムは揃いました。後は細かいアイテムを揃えていくのですが,長くなったのでまた続きます。