持ってるマキタ製品を紹介してみる充電式クリーナ CL182FD/CL281FD

最初に買ったマキタ製品，クリーナです。実は2つ持ってます。右が以前記事にも上げたCL182FD，左が昨年買ったCL281FDです。

マキタのクリーナと言えば結構いろいろ種類あって複雑に見えるのですが，大きく分けると4つの選択肢でどれを選ぶかだけです。すなわち，①バッテリが何か，②スイッチがワンタッチ式かトリガスイッチ式か，③ゴミ箱が紙パック式かカプセル式か，④モータがブラシ付モータかブラシレスモータか，の4つです。ただし4番目の選択肢は18Vと40Vバッテリ製品のみしか選べません（それ以外のバッテリだとブラシ付モータのみ）。

まずバッテリですが，コレはクリーナ以外でどれだけ使い回そうと思っているかによります。クリーナ以外使う予定がない人は10.8Vのスライドバッテリ用のクリーナを選ぶとよいでしょう。軽いので。パワーもそれなりですが。私が持っているのは18Vのバッテリ用ですが，コレは一番製品展開が多いバッテリなので，アレコレ使い回したい人はコレを選ぶとよいでしょう。私が持っているCL182FDとCL281FDは両方とも18Vバッテリ用になります。

次にスイッチですが，大抵の人はワンタッチ式がよいのではないかと思います。ワンタッチ式はスイッチを押す度にON/OFFが切り替わるので，押しっぱなしにしなくても使える普通のタイプです。トリガ式はスイッチを押している間だけ動くタイプになります。ショッピングセンターとかにいる掃除のおばちゃんとかが使ってるタイプですね。こういうプロの人が使うにはこっちの方がイイのかもしれませんが，ずっと押してるのも指が疲れますし，プロじゃない人はワンタッチ式の方がよいでしょう。

そしてゴミ箱ですが，これは好みで選べばよいと思います。私は両方持っていて，CL182FDが紙パック式，CL281FDがカプセル式です。最初に手を汚したくないからという理由で紙パック式のCL182FDを買ったんですが，やっぱ小型のクリーナなので結構すぐゴミがいっぱいになるんですね。そうすると紙パックを交換しないといけないので，めんどくさいし，その紙パックもタダじゃないですからね。んで，次に買ったCL281FDはカプセル式だったんですが，このカプセル式ってゴミを捨てる時に手が汚れそうで敬遠してたのですが，実際使ってみたらそんな事なかったです。フタをくるっと回してサッとゴミを捨てられるので，正直最初っからコレにしとけばよかったなと思いました。なので，私としてはカプセル式がオススメです。

最後にモータの種類ですが，ブラシ付モータよりブラシレスモータの方がパワーがあります。私が持っているCL182FDはブラシ付モータですがその吸込仕事率は37Wで，CL281FDはブラシレスモータが搭載されておりその吸込仕事率は60Wになります。結構違いますね。使ってみると体感で全然違います。間違いなくブラシレスモータの方がパワーあるのを感じます。別にブラシ付モータのでも問題なかったのに，一度ブラシレスモータのを使うともうブラシ付モータのは物足りなくなります。ただし，ブラシレスモータのは値段が高いです。ブラシ付モータが搭載されている私のCL182FDは本体のみなら8000円くらいで買えちゃいますが，ブラシレスモータが搭載されているCL281FDはその1.5倍くらいします。なので，どっちにするかは懐具合と相談でしょう。マキタのクリーナのセールスポイントの1つは安さなので，一人暮らしの学生とかだったらブラシ付モータのでいいと思いますけどね。

と，説明が長くなりました。実物の写真です。

CL281FDの方がツヤがあって高級感がありますが，実際CL281FDの方がかなり高性能で高価です。パイプのロック機構もありますね。なので，吸込仕事率以外にも価格差分ちょっと差が付けてあります。

コレがCL281FDのカプセル式のボディですね。このマキタロゴのある真ん中へんがくるっと回るようになっててゴミを捨てられます。

CL281FDはそこかしこにブラシレスのアピールがあります。

コレがワンタッチ式のスイッチですね。CL281FDは強，弱，パワフルの3モードあります。CL182FDは強弱の2モードのみです。

持ち手の先の方にライトも付いています。あまり強力なライトではなく暗いところではないよりはマシかなという程度のライトです。

CL281FDのみにあるパイプのロック機構。

後は，マキタのクリーナのいいところ。

コードレスなので気軽に使える: コード式の掃除機だと用意するのも面倒で（私の場合は）覚悟がいりますが，コードレスだといつでもすぐ使えるので掃除が苦じゃなくなります。ホント。ちょっと落ちてる髪の毛が気になってもすぐ使える。私が独身で一人暮らしの時にコレを持ってたらもっと部屋がいつもキレイだったでしょう。きっと。まあこれはマキタじゃなくてもそうですが，一度コードレス使うともうコード式には戻れないですね。
安い: バッテリや充電器別だと数千円で買えるし，ものすごく安く感じます。バッテリは高いけど，粗悪な互換品ではなく純正品を強くオススメします。
軽い: バッテリ入れて1.5kgくらいで軽くて使いやすいです。ただ，重心はイマイチなので，高いところやろうと思うと女子とかだとツライかも（両手持ちなら大丈夫）。

マキタのクリーナのイマイチなところ。

デザインがイマイチ: まあダサいとまでは言わないけど，全くおしゃれではないですね。所詮無骨な大工道具のメーカなので諦めましょう。
じゅうたんの掃除には向かない: 基本的にフローリングや畳向けです。じゅうたんでは仕事できません。私の環境だとじゅうたんゼロなので，全くデメリットにはならないのですが，じゅうたん以外のところで使いましょう。じゅうたん100%生活の人は諦めてください。あとはヘアピンみたいな重いゴミも吸えないですね。このへんは割り切りが必要です。
自立しない: 立てかけたりするスタンドみたいなのが標準では付属しません。純正ではアクセサリもありません。結構収納に困る。社外品ではいろいろあるようですが，私は使った事ありません。適当に壁に立てかけてますが，倒れてきます。
すぐゴミがいっぱいになる: コンパクトで軽量な製品なのでしょうがないですが，わりとすぐゴミがいっぱいになります。いっぱいになると吸引力が落ちるのですぐ分かりますし，捨てればいいんですけどね。

そんなこんなでいろいろ書きましたが，総合的には満足してますし愛用してます。クリーナだけで使うのはもったいないので，マキタバッテリ製品の入門としてまずは持ってみてはどうでしょうか！？