2019年の7月終わり頃に買ったFE風花雪月ですが，1年かけてようやく4つあるルートをすべてクリアしました。
途中忙しかったり中だるみしたりしてやっていない期間もありましたが，全ルートクリアに1年もかかってしまいました。
その総プレイ時間はなんと534時間！リセットしたりしてた時間もあるので実働はもっとあるはず！
以前の記事でも書きましたが，今作は2部構成で，1部で主人公は士官学校の先生となり，生徒たちを指導します。生徒は3つの学級に（モブを除くと）24人もいて，最初は覚えるのも大変ですが，みんなキャラが立っているのでやってればすぐ覚えます。で，3つある学級のうち，1つしか担任する事ができないし，その学級の担任にならないと仲間にならない生徒もいるので全部の生徒を網羅するには最低3週はしないといけません。
自学級の生徒以外も自分のスキルと好感度次第ではスカウトする事ができ，そのためにはキャラクターそれぞれで好みが異なるのを調整しながら食事に誘ったり，生徒たちの質問に対して本当に思っている事ではなくこういう事言えば喜びそうだなと思う事を言ってご機嫌を取ったりもします。
2部では1部から5年経った戦争中の世界で，大人になった生徒たちを守ったり時には戦ったりします。今回は1部で仲間にできなかったキャラクターは2部では絶対に仲間にできないので，1部で仲良くお茶したりご飯食べてた生徒を斬らねばならない事もあります。今はもう慣れてしまいましたが，最初はどうにか助けられないか悩んで結局助けられなくて，超絶鬱ゲーだなと思いました。
前作のif白夜/暗夜では，選んだ人たちの味方になって選ばなかった人たちと対決する鬱ルートの他に，全員味方にして真の悪と戦う透魔ルートがありましたが，今作はそういう都合のいいルートがありません。主人公が選んであげないと，彼らの理想は実現できないし，選ばれなかった生徒たちは基本破滅します。あるルートで殺してしまった生徒たちの笑顔を見るために，生徒たちを指導・救済してあげるには最低3週はしないといけません。さらに3ルートのうち1つは2ルートに分岐があるので全てのストーリーを網羅するには4週必要です。
私のようにこだわって育てたり，支援会話を集めようとしたり，フルボイスをスキップしないで全部聞いてたりすると500時間以上かかってしまいますが，もう少し手を抜いたり時短でプレイするのも可能です。
FEというと難しいとかややこしいというイメージがある人もいるかもしれませんが，ハッキリ言って今作は難易度で言えばかなり簡単で，これまでシリーズをやってきた人であればルナティック以上にしないとタルくて手に汗握れないかもしれないくらいなので，初心者でもやれると思います。難易度も自分のレベルに応じて調整できます。
これから冬にかけてコロナでまたどこにも行けなくなったりしてもそうでなくても，Switchを持っている人には胸を張ってオススメできるソフトですね。
