マキタ充電式クリーナ(CL182FD)が壊れたのでDIYで修理してみた

いつも使っているマキタの充電式クリーナCL182FDが壊れてしまったので，分解して修理してみました。

今まで一度も書いた事がなかったんですが，割と巷でも人気のマキタのコードレスのクリーナを愛用していました。

マキタのクリーナと言ってもいろいろ種類があるのですが，私の使っているのはバッテリは18Vのバッテリで，スイッチはワンタッチスイッチタイプ，そして使い捨ての紙パック式であるCL182FDというモデルを使っています。

まずこの掃除機の悪いところを言っておくと，デザインはイマイチだし，作りはとにかくお金かけてなさそうでちゃちだし，ゴミ箱はすぐいっぱいになるし，立てかけておくスタンドとかは特にないし，じゅうたんや毛足の長い床では使い物になりません。

まあでもその辺が気にならない人はすごく買いなんですよね。我が家みたいにじゅうたんレス生活の人は特に使えると思います。

私の場合は，とにかくいつでも手軽にすぐ掃除できるのが気に入っています。軽いしすぐ出してきて使えるのがすごくイイ。1人暮らしの時にコレがあったらもっと掃除好きになってたかも，っていうくらい気軽に掃除できます。一度コードレスに慣れると，もうコード付の掃除機には戻れないですね。他にも（バッテリや充電器別の本体のみなら）とにかく安いし，軽いし，フローリングや畳メインの家なら全く問題なく使えます。という事で私はこのマキタのクリーナを6年くらい使ってました。

それが，夏休みの掃除で使おうとした時に「バキ！！」とすごい音がして，その後モータは回る音がするものの，全く吸引力が発生しなくなってしまいました。

今わが家に掃除機はこの1台しかなく，他にはほうきとちりとりとロボット掃除機しかありません。しかもちょうど夏休みにいろいろ断捨離しようと物置からいろいろ出したり捨てたりしようとしてたところであたりもホコリだらけになっていました。非常に困ります。マキタは修理3日体制等のアフターサービスで売っている会社なので，持って行けば直してくれるんでしょうけど，このとっ散らかった状態で掃除機がない状態で3日も待てない。

そして非常にタイムリーな事に，我が家ではちょうど寝室のエアコンが壊れて交換して10諭吉ほど飛んで行ったばかりで，これ以上の出血は避けたい。マキタのクリーナは安いとは言え今買い替えはツラいし，こんなボタン押したらモータ回る程度の単純な製品だったら，販売店に持ってって修理するより自分で直した方が修理代が浮くのでは？と思い，DIYでの修理にトライしてみました。

という事で開腹！めっちゃ汚い…。

そして，一目瞭然で故障の原因が分かりました。何とファンがバキバキに割れていました。ファンに何か異物が挟まったりぶつかったりしている様子はなさそうなので，この6年くらいの使用でファンの寿命という事なのでしょう。ブラシ付のモータのブラシの摩耗より先にファンが壊れるとは…。まあ，安いから6年も持てば上等とは言いませんがまあ納得できないほどの耐久性とは言えないかな。

という事で，マキタの取扱店や営業所でも買えるけど，お手軽なモノタロウで部品を取り寄せ！こんな簡単に部品単品で取り寄せられるのもやっぱクリーナ自体が人気で出回ってるからでしょうね。

左がモータアッセンブリ 125932-1 1390円，右がファンカバー 416030-5 109円です。モータアッセンブリに付いているファン単体で購入する事もできたんですが，モータにファンを圧入するのがいろいろ道具がないと難しそうなのでモータアッセンブリごと交換する事にしました。そして砕けたファンがファンカバーを突き破っていたのでファンカバーも交換します。

という事で，古いモータのリード線を外し，新しいモータに差し込みます。リード線は半田付けとかではなくリセプタクル接続なので半田ごてとかは不要で，ペンチで簡単に外せます。逆接するとモータが逆回転して壊れはしないと思いますが全然吸引力が出なくなっちゃうので，間違えないように最初開けた状態を覚えておくか写真を撮っておいた方が良いかもしれません。ファンカバーも交換。