HTC U12+の破損した液晶画面をHTCに修理してもらいました

前回の続きです。液晶画面のバキバキに割れたHTC U12+を修理する事に決めたので，修理方法を探す事にしました。HTC U12+の修理の流れが分からずに悩んでいる人の参考になれば幸いです。

まず，私はスマートフォンを送ったりするのが嫌なので，持ち込んで修理できるところがないか探してみました。私の地方の修理屋をいくつか調べてみましたが，やはりもうHTCのスマートフォンはマイナーすぎるのか，修理実績のある店が見つかりませんでした。頼めばやってくれるのかもしれませんが，実績がないとちょっと頼むのは心配だなと思い，近所で修理するのは諦めました。

次に，東京の修理屋ならHTC U12+の修理実績のある店もありましたので，そちらに頼むかどうか悩みました。こういう店って修理費用は安いけど，安い互換品とか使われて使用感が変わっちゃったら嫌だなあ…U12+はまだ腐ってもHTCの最新スマホだしな…やっぱりHTCに直してもらうか！HTCがサポート終了してたらこっちに頼もう！と，まずはHTCのサポートセンターに頼む事にしました。

で，HTCのWebサイトを見てみたのですが，修理方法を探せませんでした。なんかスッキリしすぎてて，いつでも撤退できます！感がスゴイ。何か過去の機種を修理した人の記事を見ると，昔は修理のページがあって分かりやすそうだったみたいですが，今はもうありません。

うーん，困ったなあと思って，私は結構製品の箱とか説明書を取っておく方なので，U12+の箱をあさってみると，保証書が出てきました。私のU12+はebayで買ったので，当然保証書に店名は書いてないし，書いてあったとしても保証期間の1年を過ぎているので保証修理はできないのですが，何とそこに保証修理の連絡先としてHTCサポートセンターの電話番号が書いてあるではないですか！書き方もさりげなさすぎてこれじゃ気付かないよ…。

どうせ日本語も怪しいカタコトの役に立たないサポートなんだろうなと，全く期待しないでさっそく電話してみたのですが，ちゃんとバリバリのネイティブの日本語の使い手（たぶん日本人）が出てくれて，こういうサポートにありがちな私バイトなんですハケンなんです感バリバリのマニュアル読み上げるだけで会話ができないサポートでもなく，ちゃんと会話のキャッチボールができる非常にマトモなサポートセンターでした。

電話で簡単に修理の流れを教えてくれて，メールアドレスを伝えて後はメールのやり取りがメインですが，修理までの流れは以下のような感じです。

HTCサポートセンターに電話，メールアドレスを伝える
HTCサポートセンターから修理依頼書のフォーマットが届く
HTCリペアセンターに着払いで故障品と修理依頼書を送付
HTCリペアセンターにて検査，故障箇所調査
HTCサポートセンターから修理費用の見積書が届く
HTCサポートセンターへ修理費用を承諾し修理を依頼する
HTCリペアセンターで修理
修理完了品が佐川の代引きで届くので佐川に修理費用を現金で支払い

5で修理費用に納得できない場合は当然修理をキャンセルできますが，その場合は検査費用として3780円は請求されます。また，検査時は端末初期化してから検査するので故障箇所調査だけでデータ消去されてしまいます。修理に出している間の代替機は準備してもらえません。バックアップからデータ復元するの面倒だなあと思いましたが修理する以外の道はないので諦めて修理しました。

修理して返ってきた時の梱包はこんな感じでした。意外と簡素な梱包。