前回のパスカル清見オートキャンプ場での大失敗でツーリングドームLXのフライシートに大穴が開いてしまいましたので,修理に出した話です。
前回のキャンプの雨で眠れない間にテントをどうやって修復するかについていろいろ調べました。
まず買い替え。ツーリングドームLXは約2万円弱。まだ2回しか使っておらず,フライシート以外の部品はほぼ新品同然で全く問題ないし,お金もないし,丸ごと買い替えはやっぱりあり得ない。
次に,コールマンは部品単位でも売っているのでフライシート単品だけ買い替えというのはどうかなと思って調べてみました。
私のテントは2019年モデルのAmazon限定オリーブカラーなので,全く同じフライシートは売っていなかったのですが,現行のフライシートであれば売っていました。お値段13200円。うーん。本体の7割か…高すぎる。何十回も使い込んでの買い替えならまだしも,やっぱり2回しか使っていない身としては高すぎる。かと言って何十回も使い込んでたら他の部品もそれなりに痛んでるだろうから相当ツーリングドームLXが気に入ってて同じものを買う人でも丸ごと買い替えるであろうこの価格設定は売る気があるとは思えない…。
という事で買い替えは取り止め。修理に出す事にしました。
コールマンに直送して修理するやり方もあるようですが,ヒマラヤでも修理をしてくれるという看板を店で見た事がありましたので,そちらの方が手間がかからないかと思い,ヒマラヤに頼む事にしました。
1日でも早く修理に出したかったので,キャンプ場から14~15時頃に家に帰ってきて,雨と泥でドロドロのフライシートを風呂場で洗って乾かし,夕方にはヒマラヤに持って行きました。我ながら動きが速いな!
で,ヒマラヤに持って行って分かったのですが,ヒマラヤも結局コールマンに修理依頼を出してるみたいなので,修理の内容についてはコールマンに直送するのと変わらないようです。ヒマラヤ経由の方が面倒な書類だとか代引きとかないし,Pontaポイントも付くので私はヒマラヤ経由の方がイイなと思いました。
ちなみにこのツーリングドームLXはAmazon限定カラーのオリーブなので,Amazonで買ったものでありヒマラヤでは全く買ってないヤツなのですが,全く問題なく受け付けてもらえました。
で,まずはコールマンで修理の見積を取るという話でした。1週間の予定と言っていましたが,その後きっちり1週間で連絡が来ました。修理価格は3850円でした。この価格なら全く問題なし!という事で修理goサインしました。
現在は修理も混み合っており,納期は5週間かかるという話でした。それはもう仕方ないのでOKしました。どうせ暑過ぎだし,しばらくはキャンプお休みしよう。
しかし,結果としては4週間で修理完了の連絡が来ました。なので,見積1週間+修理4週間の計5週間で修理できました!
コールマンのWebサイト上では,お預かりからお届けまで通常3~7営業日で,5~10月の繁忙期はその限りではないとの記載がありますが,6/26に預けて7/31に返って来ましたので,この時期で今回くらいの修理内容だとこのくらいの納期になるようです。参考まで。
で,肝心の修理品質を確認!
アフター表側!おお!あんなに大きかった穴がしっかりふさがれてる!特別カラーなので全然違う色で直されてたらどうしようかと思ったのですがちゃんとピッタリのカラーで直してくれてるではないですか!
アップで見るとしっかりミシンで縫ってその後圧着して完全にふさがれているのが分かります。これなら防水面も全く問題なさそう!
そして裏地。裏側は私しか見ないのでぶっちゃけテキトーでもイイのですが,やっぱりプロの仕事でしっかりキレイに仕上げてくれています。
あの痛々しい焼け跡がないところを見ると,あの周りを四角く切り取って,新しく生地を当てて縫って圧着して,って感じでしょうか。
うーん。見た目も目立たないようにかつ防水面もしっかりケアしてあって全く満足の出来栄えです。この内容で3850円なら安いのではないでしょうか。Amazonに山ほどある中国の安物テントとかでは修理なんて不可能でしょうから,やっぱりこういう時コールマンみたいな大手だとこういう対応してくれるし,初心者ほど大手メーカーを選ばないといけないなと痛感しました。コールマン万歳!
テントを張っての確認は次キャンプに行った時にしようと思います。この修理痕が道具の味となって,ますます愛着がわきそうです。今後この傷跡を見る度に初心者の頃はこんな失敗したんだよな~と振り返っていけるといいなあと思います。