10/15にひるがの高原キャンプ場にソロキャンプに行ってきました。新しいキャンプ場をどんどん開拓!
10/15に岐阜県はひるがの高原にあるひるがの高原キャンプ場に行ってきました。ここも平湯キャンプ場と並んで以前から行きたかったキャンプ場だったのですが,あまりネット予約に力を入れてないようで,結構予約しづらいんですよね。一応Webサイト上に予約状況が書いてあるのですが,1か月に1回くらいしか更新されないし,それによると結構予約が埋まってて人気なんですよね。なので,いつも天気の様子を見ながら1週間前くらいに予約する私のスタイルだとうまく予約できずにいましたが,今回偶然予約できました。現地に行ってスタッフの人に聞いてみると,事前のキャンセルも結構多いし,ネットの予約表は全然あてにならないからとりあえず空いてないか電話してみて,という事でした。
朝の8時くらいに出発。荷物も洗練されてきて(?)普通にトランクルームに収まるようになってきました。
で,10時頃にひるがの高原キャンプ場に到着!名前から高原サイトをイメージしますが,100%林間サイトです。
このひるがの高原キャンプ場は料金がとにかく良心的!ソロでのオートキャンプなら,1泊で大人1人1100円+駐車場代1100円で2200円しかかかりません!さらに通常チェックインは13時からですが,アーリーチェックイン(9時から)がたったの300円で可能です。という事で私はアーリーチェックインで10時頃にチェックインしました。
キャンプ場内は147900平米とかなり広い!数字だけではよく分かりませんが,東京ドーム3個分らしいです。から松園,赤松園,戸谷園,三ツ谷,杉台地と大雑把にエリア分けされていますが,どこにしようかなとグルグル2周を回ってしまいました。私が見た感じでは,から松園,赤松園,三ツ谷あたりが川や中央広場やトイレが近くて便利なので人気,戸谷園や杉台地は少しトイレなどが遠くて外灯もなく不便ではありますが,プライベート感がありました。私は断然1人!って感じがイイので後者で探して,この日は戸谷園は人がそこそこいて杉台地は全然人がいませんでしたので,杉台地を拠点に選びました。
トイレは近くにありませんが,水場はすぐ近くにあります。と言うかこのキャンプ場そこら中に水場があって,水場が近くにない区画がほとんどありません。さすがにお湯は出ませんが,屋根もあるし,イイですね。
そして今日メインのGo GlampingのTCタープの初投入です!
今日初投入するのは,Go GlampingのTCタープ,DODのビッグタープポール,後はREVORとかいう聞いた事のないところのセッティングテープ。小川張りするための道具を集めて用意してきました。
DOD(ディーオーディー) ビッグタープポール 250cm アルミ 収納袋 太さ28mm 【ブラック/レッド】 XP5-507K / XP5-507R
エリッゼ(ELLISSE)アルミ タープポール 太さ28mm×長さ185~215cm
REVOR (リボル) 小川張り専用 タープ延長ベルト ワンタッチ長さ調整 耐荷重200kg 収納ゴムコード 日本語説明書付き 5m
まずはDODのビッグタープポールを立てていきます。長さや距離を測りながら…
ポール単体で自立させました。前回の記事でわざわざ買って付けたゴムの滑り止めですが,やっぱ滑り止めはあった方がイイと思いました。
エリッゼ(ELLISSE)アルミ タープポール 太さ28mm×長さ185~215cm
で,タープをセッティングテープで延長しつつ自立!んでもってテントも下に持ってくる!
そして完成!ちょっとオープン気味だけど結構カッコよく小川張りできたのでは!?
と,簡単に完成しているように見せてますけど,何かうまく距離が合わなかったり形が気に入らなかったりして結構やり直して3時間以上かかってますからね…。
まだテントの中や細かい荷物の設営など何もできてませんが,スデに13時半を過ぎておりこれ以上遅らせると夕食にも響きそうなので昼食!
今日はそばめしです。冷凍食品ですけどね。うまい!あくせく動いた後だったので結構量も食べられました。
で,ご飯を食べてから再度設営スタート。結構キレイに設営できました。やっぱりタープ下は広くてのびのびできて最高です。
5mまで長さ設定できるヤツで,余った部分はこんな感じでまとめてます。結構長さ調節も簡単にできました。
REVOR (リボル) 小川張り専用 タープ延長ベルト ワンタッチ長さ調整 耐荷重200kg 収納ゴムコード 日本語説明書付き 5m
タープの自在金具はこんな三角の独特のヤツで,以前の日記でロープの通し方が間違った状態で納品されてた事を書きましたが,やっぱやってみても明らかにこの直した状態が正しいですね。しかし事前に直したのにこんなに時間がかかるとは…。
そしてDODのビッグタープポール。ブラックやレッドよりもちょっと高いウッド調のヤツにしました。
コレは長さを細かく調整できるタイプではありません。あのテのヤツって何かすぐ壊れそうで避けました。5分割で2.5mになるので,今回は1本は2.5m,もう1本は1節外して2mでやりましたが,全く問題なくカッコイイ小川張りが完成できましたよ。
DOD(ディーオーディー) ビッグタープポール 250cm アルミ 収納袋 太さ28mm 【ブラック/レッド】 XP5-507K / XP5-507R
で,タープの何がイイって,当然暑い時期に日陰を作るという重要な役割もあるんですけど,この日はそこまで暑くなかったんで,別になくてもいい人はなくてもいいと思うんですけど,この下にいれば周りの視線もほとんど気にならなくなるんですよね。
横はこんな感じです。ほとんど見えません。(そもそも隣の区画に人がいないけど)
杉台地の通路を背に,森の方を入口に向けて設置したので,タープ下に腰かけた時の目線はこんな感じ。
ただただ森が広がっていてすっごい静かです。最高のキャンプ場です。
雪のようにしんしんと降ってくる…。まあ別にこびりつく訳でもなく,払えば簡単に落ちるのでどうでもいいですが,屋根のないところにモノを置くとすぐ葉っぱだらけになっちゃいますね。もしかしてトイレが遠い以外にもコレが原因で杉台地に人がいなかったのかもしれません。まあ,人がいないメリットに比べれば大したデメリットではないと私は思いますが。雨の日でへばりついてたら結構嫌かもしれませんけどね。
で,静かなので読書でもすれば捗るんでしょうけどまた本を忘れたので,少し昼寝。
この日の夕飯はおでんです。まあ入れてあっためるだけですけどね!予約の電話で結構寒いから寒さ対策ちゃんとしろよと脅されたので,あったかい食べ物を持ってきました(この日は割と暖かくて結果的には寒さ対策もほとんどいらなかったけど)。
おでんセットにウインナーと餅巾着も足してモンベルのアルパインクッカー16が初めて仕事しました。写真ではあまりおいしそうに撮れてませんが,めちゃうまでした!
すっかり日も落ちて周りには外灯もないのでこんな感じです。怖い人は怖いかもしれません。私は全然平気でした。
まったり焚火しながらのおでんで飲みつつ,ゼイタクに時間を使い最高の夜でした。夜も特にそんなに寒くなく。オーロラ500で少し暑いくらいでした。この前の平湯キャンプ場の方が寒かったしオーロラ500でちょうどよかったですね。
そんな感じで,このひるがの高原キャンプ場は一言で言って今までで最高のキャンプ場だったかもしれません。何が最高だったかと言うと,以下のような点です。
- 安い
- 前述した通り,ソロならたったの2200円で泊まれます。
- 近過ぎず遠過ぎない
- 私の家からはちょうど2時間少々で行けるのでドライブには最適な距離です。そんなに早起きしなくても良いし。
- 静か
- ここはとにかく静か!大声を出す事が禁止されていて,騒ぐような客もいませんでした。
- プライベート感が最高
- サイト次第ですが,人気がなく区画間の距離があるサイトも多く,人の気配をあまり感じないキャンプが可能です。
これまでいろいろやってみて思ったのは,やっぱり私がソロキャンプで一番求めている事は,「他の人の気配がない事」なんだと今回気付かされました。人の気配,物音,視線とかを何も気にしない環境でやれるのが一番最高だし,一番ノーストレスだし,一番癒されますわ。他人を気にせずにやりたいようにやりたい。というのが一番だったんだなと分かりました。(まあ別に他人にアレコレ言われても特に流されやすい訳でもそんなに素直に聞くタマでもないんですが)
他にもトイレとかもすごくキレイでしたし,このひるがの高原キャンプ場はまた何度も来たいと思いました。シーズンは10月いっぱいまでしかやってないのが残念ですが。