23/04/15(土)~23/04/16(日)で,スプラトゥーン3初のイベントであるバイトチームコンテストがアラマキ砦で開催されたので参加しました。
バイトチームコンテスト(通称バチコン)は,2~4人のチームで5waveのバイトをこなしてチームトータルでの金イクラ納品数を競うというサーモンランのイベントです。
いつものバイトは3waveで,潮や敵の湧き方もスペシャルもランダムで,ブキもローテしながらやるので,5waveで潮も敵の湧き方もブキもスペシャルもずっと固定のバイトチームコンテストはいつものバイトとは全く異なる趣向のイベントです。金イクラの納品数に応じてwaveごとにキケン度も変わるところも違います。ちなみに今回はスプラシューター,ホットブラスター,スプラローラー,スプラチャージャーという編成。2~3人でも参加できるはできるのですができるだけで全然マトモなゲームにはならないので4人のフルパで参加する事が前提みたいなイベントです。
そんなイベントに参加してみた所感をいろいろ書いてみます。
- 準備
- 私はといえばフレンドなんて昔からの別ゲームの仲間がちょっといるだけでフルパなんてほとんどやった事がなく,いつも野良で黙々とやってるのでこんなフルパを要求されるイベントは非常に困りました。
でもスプラ3も通話できたりフレンドともっとやれたら今の100倍楽しいんだろうなあと思って最近がんばって通話を始めたりしたところなので,このイベントもせっかくの機会だから参加だけでもしてみたい!と思い,ちょっと勇気を出して募集かけたり募集に応募したりして参加させてもらいました。
基本極度の人見知ラーでTwitterも昔のゲーム仲間との内輪連絡や独り言ツールとしてしか使ってなかったし,10年以上Twitterやってて初めてコミュニケーションツールとして活用したなあという感じだったので,正直この歳になって知らない人に声かけたりするのはかなりエネルギーや神経を使うしかなり疲れもしましたが,結果としてこのイベントでスプラ3のアクティブなフレンドやフォロワーがかなり増えて今後のスプラ3が非常に楽しくなりそうなので勇気を出して本当によかったです。
フレンドになっていただいた方々,本当にありがとうございます。私は普通に乱入とかどんどんしちゃいますしウェルカムな人なので,今後ともどうぞよろしくお願いします。っていうか空気読まずに乱入しちゃいけないところに乱入しちゃったらごめんなさい。言ってもらうか空気嫁的なそぶりをしてくれればすぐ出て行きます。
唯一失敗だったなと思ったのは,アポイントを入れすぎてしまった事。思っていたよりもゲーム内容がエネルギーを使うイベントで,1日目の昼過ぎくらいでもうかなり疲れてしまって,夜や翌日の予定をいっぱい入れてしまった事をかなり後悔しました。チーム戦なので勝手にドタキャンできないし。次回はかっちりしたスケジューリングはやめて,特定の時間だけアポイントを取って,それ以外はテキトーにその時タイミングがあった人やチームにゆるっと入るみたいなゆるゆる傭兵的な感じで参加したいかな。ガチガチに事前に予定を組むみたいなことは少なくともバイトチームコンテストに関してはもうやめようと思いました。
- よかった点
- まず,個人技でなくチームとして仲間といろいろ相談や協力をしながら記録を更新していくのは楽しいし,やればやるほどどんどん記録が伸びていく喜びは間違いなくあると思います。回数を繰り返すと自分も仲間も動きの精度が上がっていってどんどん記録が伸びていくので,もっとやって記録を伸ばしたくなる。RTA的なやりこみが好きな人は特にハマると思います。私はRTAは別に好きでも何でもないんですが,エンジンがかかればそれなりに極めたくなる性分ではあるのでやってるとあそこがああできたなとどんどん改善したくなってきます。そして記録が伸びるとうれしいのでまたやりたくなるみたいな。まあでも私の場合はどこまでも伸ばしたいというよりは自分だったらこのくらい行けそうだなという目標を立ててそれに近付けていく,達成するみたいなやり方が好きでやってます。
次に,ランダム性が少なく決まった技術をきっちりロボットのように出す事を要求されるゲーム性上,自分がニガテな技術が浮き彫りになって,それを練習してうまくしていく喜びもあると思います。たとえば,今回のバチコンが始まった頃はローラーでキンシャケを轢くというのがイマイチうまくできなかったのがだいぶうまくできるようになったし,グリルの誘導なんていつも適当で1匹目を誘導して倒すのに必死で2匹目のタゲがついてる事に気付かないか気付いてても余裕がなくて無視したりしてヘンな誘導になってチームを崩壊させるとかよくやってたのがだいぶちゃんと誘導できるようになったなあと思います。これらの技術はいつものバイトでも全然活かせそうだし。他にも,敵を攻撃したり避けたりしながら金イクラも拾いつつカゴや砲台に金イクラを入れまくるというのが最後まで自分がヘタすぎて記録が伸びなかったのでそういった技術を磨かなきゃいけないなあという気付きにもなりましたし。
後は,ゲーム内での行動が最適解に収束していく面もある反面,絶対の模範解答がある訳ではないし,時間の経過と共に新しいテクや説もどんどん出てくるので,人やチームによってやり方が変わるというところが結構あるんですよね。それをすり合わせていくのが結構楽しい。いろいろ新しい発見もあるし。自分の知識や技術が磨かれていく感じがして楽しい。
- イマイチに感じた点
- 私はどちらかといえばエンジョイのつもりで,そんなガチのつもりはないんですね。一応カンストは達成してはいますが(野良なのは単純に仲間がいなかっただけですが),たまに短期集中的に熱を入れてやる事があるだけで,同じステージを2回以上カンストした事なんてないし。上位5%とかも結果として取れればいいけど何が何でも取ってやる!という感じではないんですよね。ビッグランは2回とも上位5%取ったりはしてますけど,私のビッグランの楽しみ方は普段と違うステージをランダムのブキでわちゃわちゃお祭り的に楽しむのがメインで,その結果としてスコアや5%もついてこればいいけど,わざわざ狙ったりはしていませんでした。しいて言うならこのくらいのスコアを狙おうかなとかの目標は立ててはいましたけど。なので,今回も完全なエンジョイのチームか,結果として5%取れればいいけどエンジョイできればいいよね的なチームにだけ参加させてもらったつもりです。
ところが,エンジョイのチームであってもゲームの性格的にガチな雰囲気になりがちで,思っていたよりもかなりガチな感じになってしまい,その意味ではちょっと疲れました。
これはもちろんチームが悪いとかではなく,ブキもスペシャルも湧き方もすべて固定のため,やっぱり何かしらの最適解みたいなのが構築されてきて,それに沿った動きを要求されるというゲーム性によるものだと思います。なので,その決まった動きから何か失敗できないような感じや空気を感じてしまう。しかし誰しも人間なのでそんなロボットみたいな動きはできなくて失敗する。もちろんエンジョイのチームなので,他の仲間も「ちゃんとやれや!」とか言う人は誰もいないしもちろん私も言わないんだけど,やっぱり失敗すると申し訳なさが先に立っちゃって責任を感じてしまう。面の皮が厚く自他ともに認める気持ちの切替の速さを持つ私ですら大なり小なりそう感じるので,他のフェスやビッグランなんかのイベントと比較すると結構疲れたし,気の小さい人や気にしいみたいな人はつらいんじゃないでしょうか。同じくらいの実力の人で組んでもそう思うから,実力差のあるチームだとさらに役に立てなくて申し訳ない気持ちがすごく立ってしまうし,気にしないとかドンマイとか言われてもこっちが気にするんだと思っちゃうよねという事がいろんなチームに参加させてもらって実感として分かりました。
果たして私もチームとして期待された動きはできたんだろうか?呼ばなきゃよかったとか参加しなきゃよかったとか思われてないかな?というのは正直かなり心配ではあります。
- 個人的改善要望
- 甲子園みたいな大会とかだったらまだしも,エンジョイもたくさん参加する普通のイベントとしてはもっとランダム性を高めて競技性を薄めてもいいんじゃないの?と思いました。たとえば,スペシャルは固定でもいいけど,ブキは固定じゃなくてローテさせるとか。固定だとニガテなブキはホントにいつまでも持てないし,うまくなる機会が奪われるように思う。私もバチコン開始前は「今回の編成ならクセもないしどれでもいいよ^^」みたいな感じだったのですが,イベント終盤はもう失敗が怖くてローラーかブラスターしか触れなかったし,スシに関しては最後まで一度も触ってないです。最初の方譲ってたら大抵スシやりたい人が必ず1人はいるからやる機会がなかった。waveや湧きも固定は固定なりの面白さはあるけど,別にランダムでもいいんじゃないの?とも思いました。
他にも,5waveもあるのも疲れやガチ的な雰囲気に拍車をかけてたと思いました。ただでさえ失敗しづらい雰囲気になりがちなのに,めっちゃうまくいってたところでwave4やwave5で失敗するとみんなすごいガックリしちゃうし,やらかした本人のダメージもデカい。5waveあった方が出来不出来がハッキリして順位をつけやすくはなるんだろうけど,エンジョイもたくさん参加する普通のイベントとしては普通に3wave制でいいと思いました。ビッグランだって3waveだし,5waveは長すぎる。
開催期間も48時間は長すぎるし,半日とか1日でもいいと思いました。まるまる2日間もハイスコアを追求し続けてしまうから疲れてしまうのだと思う。2日間もあると結構情報も出回るので私のように誰かが開発した情報をなぞって結果を出すという事ができるとか,できるだけ都合の合わない人を出さないようにできる利点もあるけど,やっぱり結果を追求するのもキリがないし,イベントに期間が長いと疲れる。これっきりのイベントだったらまだしも,定期的にやるつもりのイベントならもっと短い開催期間で合わない人はまた次回ねとかでもいいと思いました。もしくは,順位を決めるのはコンテストは短時間で,練習期間を設けるとか,コンテストが終わってからもやり込みや検証ができるようにバチコンのシナリオを後からプレイできるような仕組みを作るとかでいいんじゃないか?と思いました。
- 通話
- 通話プレイの経験が少ない事が非常に不安だったけど,まあ何とか必死についていけたかな?と思ったのは今回通話プレイに付き合ってくださった方が皆さん気さくで話しやすい方ばかりだったからかなと思いましたし,人見知りで話し下手な私でも大変助かりました。
前の記事にも書いたけど,やっぱり通話しながらプレイするというのは今までやってきた通話なしプレイとは違うスキルが求められると思う。どうしても通話に集中すると訳の分からないプレイをしていたり,逆にプレイに集中すると通話についていけなくなったりしてしまう。これは経験を重ねてうまくなるしかできないかなと思うのでもっと積極的に通話プレイをしていきたい。
でも今のところはやっぱりとっさに合図を出したりカバーを求めたりという事ができていないので,私としてはどちらかといえば結構指示や合図が欲しい。「ピカチュウ!10万ボルトだ!」みたいな感じで。まあでも人によっては「指示されるのウザい。嫌い。」「指示しないと動けないのウザい。空気嫁。」みたいな人もいるだろうからなかなか難しい…。
- 結果
- 今回,たつじんも含めた非カンスト勢オンリーのチーム,半分カンスト勢のチーム,カンスト勢オンリーのチームといろいろ参加させてもらいました。ありがとうございました。
どのチームも楽しかったのですが,やっぱり通話有無で言えば通話した方が間違いなくうまくいきますね。やっぱりやり方がある程度決まっているとはいえ,そのやり方も常に変わっているし,臨機応変に動かないといけないところもあるのでタイムリーにいろいろコミュニケーションが取れる通話なしでは好成績は難しいですね。とはいえ,私も通話は夜遅くしかできないので協力できない事も多くて申し訳ないのですが…。
で,今回の私のハイスコアのベスト3としては,
第3位が211。カンスト勢オンリーのチームで,私はホットブラスターでした。日曜日23時半くらいからスタートして月曜日に日付が変わったくらいに出せました。もうちょっとグリルが何とかできれば,カンケツセンでもう少し稼げれば,もうちょっと行けたかも。
第2位が223。これもまた別のカンスト勢オンリーのチームでのベストスコア。私はスプラローラーでした。日曜日25時からスタートして,25時40分くらいに出せました。wave3やwave5でもう少し私が稼げたり処理できればもっと伸ばせたかも。
そしてベストスコアは224!何とコレ,日曜日の14時くらいのスキマ時間に野良チャンネルで練習してた時の記録です。もちろん通話なし。なので,今回記録を出すためにはフルパの通話アリが前提だと思っていましたが,意外と運が良ければ通話なしの野良オンリーでも記録出せますね。通話できない環境の人やフルパ組めない環境の人には朗報かも。もちろん,通話アリの方が断然楽しいし,かなり空気が読めて腕も経つ野良(そうそういない)を3人も引かないといけないので厳しいは厳しいですが。それに,記録を出すためには同じチームで何回か繰り返して精度を上げる事が重要なのだけど,野良だとすぐ抜けられてしまうし。この時はホットブラスターで,カンケツセンでカニタンクを発動した瞬間にザコにぶん殴られて死ぬという大やらかしをしてしまってwave4は58に留まってしまったのですが,他のwaveで稼げてハイスコアを出せました。私としてはwave4は70以上出せた事もあるのでそのくらい出せていればスコア240までなら出せてたかも。他の野良の人に申し訳ない。
ステッカーとバッジもゲット!賞品はステッカーだけだと思ってたのでバッジはうれしい!さっそく装備させてもらいました!
だけど,思ってたよりボーダーラインも高くてちょっとビックリ。初回でこうだから次回からもっとレベルも上がるんでしょうね。あーやだやだ。
- 総評
- という事で,疲れたとかのネガティブなポイントも書きましたが,総合的にはフレンドの皆さんと楽しくやれたし賞も取れたしでまた参加したいなと思いました。また,バイトチームコンテストだけでなく,いつものバイトやバトル,フェス等もぜひご一緒させていただければと思います。かなり長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。