スペシャルウェポンのグレートバリアが弱すぎる問題について書いてみます。
私の持ちブキであるスプラローラーのスペシャルウェポンとしても付いているグレートバリアについて，ずっっっっっとTwitterとかDiscordとかでは言ってきているのですが，ほんとーーーーーに弱いです。コレは私の使い方がヘタだからとかそういうものも全くないとは言いませんが，それ以前にスペシャルウェポンとしてのパワーが絶対的に低いです。他のスペシャルと比べて圧倒的に。
スペシャルウェポンの強さはめちゃくちゃ格差がある事はよく知られていると思いますが，その中で現時点で断トツに弱いのはサメライド，キューインキ，グレートバリアの3つです。コレは間違いありません。異論は絶対認めません。アメフラシ，ウルトラハンコ，デコイチラシ等の物足りないスペシャルウェポンはあるかもしれませんが，あくまで次点であり，3弱よりは絶対にマシと断言できます。
もちろんこの3弱どのスペシャルも全く使えないという事はなく，ある特定の条件下においては活躍させる事は可能です。ただしその条件が極めて限定されすぎていて，使うのが非常に難しい，あるいは使っても大して活躍できない，あるいは他のスペシャルだったらそんなに考えたり技術がなくてももっと簡単に活躍できる，とかそんな感じです。
この中で，私の個人的な意見としてですが，グレートバリアよりはサメライドの方が絶対いいけどキューインキよりはマシかな…くらいのブービーの位置付けだと思ってます。
グレートバリアの欠陥は使ってみればすぐ分かると思うのですが，グレートバリアが付いていないブキ使いの人にとってはどうでもいい事だし知らないと思うので，グレートバリアの一体何が弱いのかについて書いてみます。
- とにかくバリア展開が遅すぎる
- 一番の不満ポイントはこれです。とにかくバリアが発動するのが遅すぎる。ボタンを押してからバリアが展開されるまでの前隙が長すぎる。サメライドの2倍，ナイスダマやキューインキの1.7倍の前隙があります。なので，とっさに防御のためにグレートバリアを使っても大抵間に合わずに自分はほぼ必ず死にます。自分は死ぬけど味方がその残骸を使うとか，そんな使い方しかできません。
また，先の数字は自分の画面から見た話であって，ラグや通信の影響を考慮しない数字なので，実力としてはさらに遅いです。スプラ3の仕様上，攻撃判定は自分の画面だけど，自分の当たり判定は相手の画面依存なので，自分の画面上は明らかにバリアが間に合っていてもそれを貫通して敵の弾が当たって死ぬ事やボムを投げ入れられて死ぬ事がよくあります。なので，実際の前隙の長さはサメライドの2倍どころじゃなくて3～4倍あります。また，通信やラグの影響を考慮すると，テイオウイカのあの長い前隙よりも長くなってしまいます。よって，全スペシャルの中でも一番前隙が長くて発動が遅く，ラグラグのスプラ3の仕様と最も噛み合ってないスペシャルです。スプラ2から持ってきたスペシャルでなく，スプラ3で誕生したスペシャルであるにもかかわらずです。発動の速さにおいて，サブウェポンのスプラッシュシールドにすら勝てません。スペシャルなのに。ゴミです。
- バリアの耐久力がなさすぎるし敵のスペシャルをほぼ何も防げない
- 発動に時間がかかるというなら早めに発動すればいいじゃないとかマリーアントワネットみたいな事を言う人がいるかもしれませんが，それで何とかなるなら3弱なんかじゃないです。たとえばテイオウイカだったら前隙が長かろうが一度発動さえしてしまえば絶対に無敵です。テイオウイカ中に死ぬ事は絶対ありません。でもグレートバリアは違います。早く出すと1秒も持たず壊されるというグレートバリアの脆さ。
まず脆いとかいう以前に相手のスペシャルを防げないし，バリアの中にいても全く安全ではありません。ナイスダマ，トリプルトルネード，キューインキ，メガホンレーザー，ホップソナーはバリアの中でかつバリアが壊れなくても貫通ダメージで死にます。また，サメライド，ウルトラハンコ，ウルトラチャクチ，テイオウイカのどれでもバリアをほぼ無視して即消滅させてさらに中や近くにいる相手を殺す事ができます。ウルトラショット，ジェットパックも一撃ではないけどもたったの2～3発ですぐバリアを消滅させる事ができます。なので，スペシャルを同時に使ったら発動が遅すぎて死ぬし，そろそろスペシャルが来そうだし早めに使うか！としたところで即消滅されてどの道死にます。
なので対スペシャル防御力がまるで足りません。他のスペシャルと違って攻撃力ゼロ，塗り力ゼロ，打開力ゼロのスペシャルで，敵のスペシャルとぶつけ合ってまるで勝負にならないというのはどう考えてもおかしい。無敵にしろまでは言わんけど，せめて相手のスペシャル打ち消してやった，浪費させてやった，くらいの効果は与えられて然るべきでは？じゃないと防御専門のスペシャルとしての存在意義がない。
また，レートが上がってくると敵もちゃんと天井の弱点を全員で狙ってくるので，スペシャルなど使うまでもなくメインだけで秒殺で消されます。ゴミです。エナジースタンドの方がまだマトモなシールドとして活用できます。
- バリアの設置制約が厳しすぎて全然設置できない
- バリアが置けないような段差，ガケ，障害物等があると，「設置不可！」と怒られて置けません。置けない事自体は全く理解できるししょうがないんだけど，その判定があまりにも厳しすぎる。ちょっとでも判定にかかってると絶対に置けない。そのためとっさにバリアを使いたいタイミングで設置不可で発動せずに死ぬ事が多すぎる。全然置けそうなところで設置不可と言われて死ぬ事が多すぎる。別に少しぐらいなら置けるところにずらして置いてくれればいいじゃん…。エナジースタンドなんかはまさにそうで，置けないところに投げたら弾かれて少しズレたところに置かれます。なんでグレートバリアだけこんなクソ仕様なの…？なので，グレートバリアは発動するのが遅くて死ぬし，発動してもラグで死ぬし，そもそもそれ以前に発動せずに死ぬというとんでもないスペシャルです。ゴミです。この点で明確にサメライドには劣っていると思います。
- スペシャルゲージロックが長すぎる
- 一度スペシャルを発動させると，バリアが消滅するまでゆっくりとスペシャルゲージが減っていって，その間はスペシャルゲージを貯める事ができません。マルチミサイルやエナジースタンドとかと同じ仕様なんだけど，その時間が全スペシャルの中で断トツで長く，スペシャルの回転率があまりにも悪すぎます。耐久力がしょぼすぎるからと言ってスペシャル性能UPなんて使おうものならさらにロックが長くなってしまうクソ仕様です。特にバリアを発動して守れず死ぬ事がほとんどなのに，そこからリスポーンしてもしばらくスペシャルが貯められない事がよくあります。ゴミです。
他にも相手が自由に入って来れるのがスプラッシュシールドに劣るとか，ボムを消せずに即爆させて自分や味方を殺す利敵スペシャルだとか，天井にちょっとでも障害物があるとマトモに展開できないとか，あと100個くらいの不満点はありますがキリがないので特に致命的なモノだけに絞りました。
よって，どのようにグレートバリアを強化すべきかと言えば，これらの致命的欠陥を打ち消す強化案が良いと思います。
- バリアの即時展開
- スペシャルのボタンを押したら，少なくとも自分の画面からは即バリアが展開するようにする。それでも前述のようにスプラ3の仕様上，自分の当たり判定は相手画面依存なので，必ず通信やラグがあるはずで，その時間を含めると，サメライドよりは長くテイオウイカよりは短い，ナイスダマやキューインキくらいのちょうどいい感じの前隙になるはず。どうせスプラ3のラグ仕様や当たり判定の仕様は今の任天堂の2軍3軍のイカ研なんかでは直せないし期待してないので，その辺の仕様は触れない前提でバリアの即時展開仕様は絶対にやるべき。まずこれがないとお話にならない。
- バリアの耐久力大幅UP
- バリアの耐久力を大幅に上げる。特に対スペシャル。テイオウイカとかと違って攻撃力もなければ塗りもできない，防御しかできないスペシャルなんだから，1対1で発動させたら確実に守り勝てるくらいの性能にすべき。
まず，ナイスダマ，トリプルトルネードは，バリアの中にいればダメージを受けないようにする。ナイスダマは1発，トリプルトルネード，ウルトラショットは3発，ジェットパックは8発，ウルトラチャクチの拳2発では壊れない耐久力にする。上記に応じてメインへの耐久力もUP。
これくらいやってもスペシャルの性能として全然壊れたものにはならないと思います。結局打開力がゼロである事は変わらないので。
- バリアの設置制約の緩和
- バリアの設置禁止判定をもっと緩くして，多少禁止判定位置にかかったくらいであればすぐ近くの置ける場所に置くようにする。ホントに全く置けないような場所でない限り「設置不可！」を出さないようにする。
最低限この3つはやって欲しい。というかやらなきゃダメ。絶対。
他にもボムを即爆ではなく消すようにするとか，スペシャルゲージロックをなくすとかもやって欲しいけど，まずは上記3つを最優先で何とかして欲しい。
逆に，新しい機能を追加するような強化は全くいらないしやめて欲しい。例えばよく言われるような，敵がバリアに侵入したらポイズンのダメージを与えるとか，バリアを投げて遠くに設置できるようにするとか，ビーコンの機能にスペシャル性能UPが乗るようにするとか。そういう強化はグレートバリアの欠陥に対して何の解決にもならないので全くいりません。
とまあ，あまりにもグレートバリアに強化がなさすぎて不満をつらつらと書いてみました。次のアプデでは強化が入る事を信じてます。
