東野圭吾 パラドックス13(2009) ★★★★★

謎の「P-13」現象により生物が消えた地球に残されてしまった人間たちを描いたパニック小説です。

これは非常に面白かったです。昨日まで普通に暮らしていた世界が謎の13秒間の後,生物という生物が消えてしまった世界に変貌してしまい,そこに極めて少数の人間だけが残されます。しかもその世界は人間が消えた影響で徐々に電気,水道等のライフラインはどんどん止まっていってしまいまい,食料もどんどん腐っていってしまいます。さらに謎の天変地異が頻発し,それまでの人間が築いてきたものもどんどん崩れていきます。そういった現象の中に残される事で生存者に迫る死と絶望。そしてその世界で辛くも生き延びていった末に判明したP-13現象の真実とは…?それを知ってなお絶望せずにいられるのか…?自分がこんな状況に陥ったらどうするか…?等,いろんな事を考えさせられます。この作品に登場するいろんな職業のいろんな年齢の人間たちとはどれも考えが合わなかったんですけどね。

この作品の世紀末的な描写と残された人間たちの心理描写が非常にスリリングで引き込まれます。一気に読みました。オススメの作品です。

ところで,mixiに載せたレビューもようやくこれで最後です。ようやく次からはまだmixiに載せていないものを書く事ができます…。多少手を入れているとは言 え,転載するだけにまさか1年もかかるとは思いませんでした…。1年の間に読んだのにレビュー書いてないっていうのが恐ろしいほど溜まっています…。


パラドックス13 (講談社文庫)

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