2005年にゲームキューブで発売された「バイオハザード4(Resident Evil 4)」の全セリフ集です。日本語版と英語版のムービーの字幕やゲーム中のセリフ等を載せています。ゲーム中に表示される日本語字幕と実際話している英語ではかなりニュアンスが違う事も多く,その差を知る事でこのゲームをまた違った角度から楽しむ事ができます。
また,このゲームの舞台はスペインとされており,登場するガナード(プラーガという寄生虫に寄生された村人や邪教徒)はスペイン語を話します。スペイン語のセリフには字幕がなく,プレイヤーや主人公のレオンには何を言っているかわかりません。ただコイツら何かすっげー怒ってるなとかどう考えてもコイツらイカレてるなあというのは分かる,といった感じです。でも実は彼らはなんかでたらめをしゃべっているのではなく,ちゃんと意味のある言葉をしゃべっているのです。ああ,彼らはこういう事をしゃべって(叫んで)いたんだ,というのが分かると,また新しい角度でこのゲームを楽しむ事ができると思います。実は結構物騒なセリフばかりなのですが。
ただしかし,普通の人はそんな事をいちいち調べて確認している時間はないでしょうから,ここに私がゲームの文章やセリフをすべて書き起こしてみました。ゲームの日本語と英語を聞き比べたり英語を直訳してみたりして,日本語版と英語版の言い回しの違いや内容の差異を比較してみてください。このセリフ集は,ゲーム中のスペイン語についても,網羅しておりますので,彼らが一体何をしゃべって(叫んで)いたのか知ってください。
スペイン語でガナードたちが何をしゃべっているのか知ろう,そして日本語と英語の言い回しや表現の違いの面白さを感じ取ろう,というのがこのコンテンツのねらいです。
バイオハザードシリーズといえば,固定式のカメラアングルで,見えない角度から突然現れるゾンビにビックリしたり,少ない弾数で倒す事もできず,操作しにくいラジコン操作で必死に逃げなければならないというお化け屋敷要素の強いゲームでした。しかし,このバイオハザード4でフルモデルチェンジがなされ,全く別のゲームに生まれ変わりました。敵がすごい数で集団で武器を使って襲ってきたりするのをビハインドビューで敵を片っ端からいろんな銃器でバンバンぶち殺したり,チェーンソーで襲ってくる敵がいたり(もちろん攻撃されれば即死),とにかく即死のトラップが盛りだくさんになっていたり,シューティングやアクションの要素が非常に強くなっています。というかもう完全にバリバリのシューティング・アクションゲームとなっています。これには賛否両論ありますが,これはこれでよし,という意見が多数派で,私もその1人です。今までのお化け屋敷ゲーも楽しく(?)遊べましたが,この新しいバイオハザード4もしっかり楽しむ事ができました。
もしこのセリフ集を読んで興味がわいた人がいれば,ぜひプレイしていただけるとこのセリフ集の作者として本懐です。
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